2003年8月10日(日) 伊吹山(三ノ宮神社からまじめに)登山

伊吹山は山岳会の現役時代、近いということもあり四季を通じて親しんだ山だ。今回は10年ぶりの登山になる。この山へ登るにはここで紹介する夏山登山道の他、国見峠からの伊吹北尾根ルート、春日村のさざれ石公園からの登山ルート、伊吹山ドライブウェイ山頂駐車場からのルートがある。
山野草が豊かで、天気がよければ休憩施設も充実しており楽しい登山が楽しめることを約束しよう。

使用地図:
国土地理院2万5千分の1 関ヶ原
 昭文社山と高原地図44 2003年版 御在所・霊仙・伊吹山
参考書籍:
山と渓谷社 日本三百名山 (下)

AM4:40 登山開始

午前4時すぎに大垣市の自宅を出て、1時間もしないうちに登山口に到着。三合目の駐車場まで行こうかどうか迷ったが、時間もじゅうぶんあり次女(小5)は初めてなので教育的立場(笑)からも下からきっちりと登ることにする。
次女がカッパを着込んでいるのは車がオープンのジープだったからだ(苦笑)。真夏とはいえ明け方は涼しい(21℃)。


AM4:49 三ノ宮神社着

駐車場にて次女

AM4:59 登山開始


AM5:41 一合目 標高420m 山頂まで5.090m

樹林帯の中を登る。写真では暗く写っているが実際は懐中電灯を必要とはしないぐらい明るい。登山道は濡れていて石灰岩の山ということもありよく滑る。木が倒れぬかるみのひどい場所があった。私はハンワーグの革製軽登山靴であったので濡れずにすんだが、布製の軽登山靴の次女は足がしっかり濡れる(苦笑)。
汗をかきかき一合目に到着、少し早いがベンチもあるのでここで休憩とする。早起きした人や、小屋の人たちに見送られて再び登り出す。


登山道は樹林帯の中

一合目

小屋の所が一合目

休憩



AM6:09 二合目 標高580m 山頂まで4.244m

一合目からはスキー場のゲレンデの急な坂を登る。毎回、ここから三合目までがいちばん辛く感じる。


ゲレンデの中を登る。

伊吹山二合目は見落としそうな場所にある。

霧の中を登る


AM6:42 三合目 標高約730m

平らになったと思ったら三合目。道ばたの芝生に座り朝食を兼ねて休憩。ここから四合目まではほとんど平らの道を歩く。距離はあるのだが傾斜がないこともあり意外と近く感じる。三合目には駐車場があることもあり、ここから登山者がずいぶん増えた。靴を見てきれいなら三合目からだ(笑)。


まもなく三合目

三合目の芝生広場で休憩

リフト終点が四合目


AM7:14 五合目 約840m

四合目から坂を登ればすぐ五合目で、この間は一番短い。小屋があってシーズン中の昼間は営業している。ベンチやテーブルがあり休憩によい場所だし、トイレもある。さらに、やや値段が高めとはいえ自動販売機もあって便利だ。ここから勾配は急になり、本格的な登りが始まるが登山道脇には山野草が豊かで眺めながら登れば楽しい。ところで七合目付近左手に見慣れぬ小屋が出来ていた。登山道からははずれているし、あの小屋はいったい何?


四合目、この坂を登ればすぐ五合目。

まもなく五合目。

五合目にて休憩中。


クサボタン?

AM7:14 七合目着

この小屋は何?


AM8:26 八合目 標高約1,130m

七合目から傾斜がつよくなる。八合目には小さな祠があり、休憩に便利なベンチもある。またここから上は山野草がいろいろ見られて楽しい。


八合目には小さな祠がある。

八合目より山頂を仰ぐ。

木陰のベンチで休憩中

センニンソウ?

ルリトラノオ

イブキトラノオ?


オニユリ

ヤマホタルブクロ

まもなく九合目


AM8:26 九合目

九合目から山頂までは緩やかな傾斜地にお花畑が広がる。少ドライブウェイ方面に下ってみた。琵琶湖がきれいだ。バス停からはゾロゾロと人が登って来て、またそれが広い登山道いっぱいに広がり登ってくるの、気を遣ってすれ違うが嫌になり引き返す(苦笑)。
山頂に至る登山道の脇にはシモツケソウのつぼみがきれいだ。後一週間もすれば花が満開だろう。


通称山頂公園にて

琵琶湖が見える。

伊吹山頂バス停


シモツケソウ

シモツケソウ

少し咲きかけたシモツケソウ


山頂までお花畑が続く

お花畑にて次女

山頂はすぐそこ。右手の建物は山頂の社。


AM9:37 山頂 標高1,377m


山頂はドライブウェイ駐車場から30分ほどで登ってこれるため、写真のようににぎやか。3件ほど小屋があり、土産物やジュースも買えるし、食事も出来る。次女はソフトクリーム小を購入、ちなみに大は250円、小は150円。私は冷たい水が飲みたかったので、ミネラルウォーターのペットボトルを購入250円。また山頂には有料(100円)のトイレもあり意外ときれい。


山頂の賑わい

「日本百名山」(深田久弥、朝日文庫版)において「お気の毒なくらいみっともない作り」と書かれている山頂の大和武尊像を背景に次女。

記念写真


山頂

左から虎子岳、国見峠、国岳より続く伊吹北尾根(伊吹山へ続く登山道)がある。

下山路より山頂


AM10:53 八合目

九合目付近にて

八合目にて

青い屋根の小屋が五合目


AM11:47 五合目

五合目で一休み、自販機で清涼飲料水を購入。缶コーヒー180円、ペットボトルの創健美茶200円。五合目からは携帯電話(NTT)が通じる。


五合目小屋

イワツリガネソウ?

三合目を見る


PM12:18 三合目 伊吹高原ホテルにて

五合目から三合目は登り下りとも一番楽な道。時間もあるので帰路はホテルに寄ることにした。玄関脇の日陰で休む。ほとんど木陰のないこの登山道では日陰は貴重だ。缶コーヒー120円、ペットボトル150円と下界と同じ。このホテルでは食事も出来るし、トイレもきれい。
休憩が終了したら下山、たいていの登山者はここから三合目にある駐車場かゴンドラ(大人600円、子供300円)で下りてしまうので、こらからの登山道は静かだ。


PM12:07 四合目のリフト発着場から三合目を見る。

四合目を背景に

三合目伊吹高原ホテルを背景に

ホテルにて自宅に電話する娘

三合目にて山頂を振り返る

三合目にて山頂を振り返る


PM1:12 一合目

二合目への下り道でパラグライダーが飛んでいた。私はこの下り道で足の指の皮が剥けて痛かった。
午後1時12分、一合目脇の小屋で休憩。ミネラルウォーターのペットボトルを自販機で購入、200円。

登山道より二合目(手前の建物)、一合目(奥の建物)を見る

パラグライダーが飛んでいた。

林道との交差点にて休憩中


霊仙山(1085m)、ここもよい山。

一合目が見える。

一合目にて休憩


PM1:51 登山口

登りはぬかるんでいた登山道も、天気がよいのでずいぶん乾き歩きやすくなってた。午後1時51分、無事下山。


樹林帯の山道

下山中の娘。

無事下山。


下山後、神社の社務所へ駐車料金を払いに行くも不在。向かいの店のおばさんに聞くと「こんど来たときに払ったらええんじゃないですか。」との意見を採用。でも覚えていたらね(笑)。
神社のわき水で顔を洗い、靴と衣類を着替えてジープに乗り自宅に戻る。


反省

  1. この山は山野草の宝庫なので、もっと草花の名を覚えておくべきだった。
  2. 娘はともかく私は日焼けがひどかった。日焼け止めクリームを持って行くべきだった。
  3. 下り坂で足の皮が剥けた。剥ける場所は決まっているのでテーピングをしておくべきであった。

アドバイス

  1. 日帰り十分可能とはいえ、この登山道は日陰がほとんどなく、夏は暑いのでなるべく早めに登りたい。
  2. 一合目までは樹林帯の中を歩くので虫除けスプレーやクリームがあれば有効。
  3. 天気がよければとにかく暑い、水は至るところで購入可能だが、途中わき水はないので、十分持って行くことをお勧めしたい。
  4. この登山道は下から登れば楽しいので、出来ることなら神社脇からの登られることをお勧めしたい。三ノ宮神社脇の駐車場は1日1,000円。
  5. 小さな子供を連れている場合や、時間のない場合は神社脇の林道を通り三合目から登ることができる。公共交通機関利用の場合はゴンドラ利用も可能。
    ※500mほど登りを省略できる。
  6. 公共交通機関を利用の場合はドライブウェイの伊吹山頂バス停からJR関ヶ原駅行きやJR長浜駅行きのバスがある。