Dakiny's Photo Studio

これがDakinyだと思わないでネ(^-^;;;
2001年6月21日(月) 岐阜県藤橋村─福井県今庄町 高倉峠と塚林道(岐阜─福井県境)

ハブを回すのに便利
  • ジープのハブはマニュアルなので、手動でロックしたり、解除してあげなければならないが、このハブが重いのでホームセンターへ行ってウォータージャケットプライヤーを購入してきた。このプライヤーは普通のプライヤーより大きいので楽。
    例によって、仕事が明け方終わると、雨の心配はなさそうだ。燃料も入れてあるし、昼には帰ってこれるだろうからと気楽な気持ちで、高倉峠(こうくらとうげ)へと向かうことにした。
    インターネットで様々な走行記録を読むと、フラットダートで普通車でも走れそうな道だとか、オフロードビギナーの私にはぴったしの道ではないか(笑)
    と思っていたら、連日の雨の後であったので土砂崩れが多く、結構スリリングな走行となった。土砂崩れがなければ4駆でなくても通行できるだろう。

    なお、分岐点までの道は、冠峠のページも参照していただきたい。

    岐阜県側道路情報は藤橋村役場産業建設課 0585-52-2111
    11月20日から5月20日までは冬期通行止め

横山ダム湖沿いの道横山ダム湖沿いの417号を走る。
  • 午前4時40分に大垣を出る。林道を走るのは早朝に限る、なぜならば、対向車が無いに等しいから(笑)
    いつもは道の駅「ふる里ふじはし」で休憩するのだが、この日はノンストップで通り過ぎた。先へ急ごう。写真の位置は、横山ダムから4kmほど揖斐川を川上に上った地点。横山ダムまでは、大垣から揖斐川の堤防経由で約1時間。
    参考までに私の運転はせいぜい制限速度+10km程度。
    ジープは飛ばすのに向いた車ではないので、軽自動車に抜かれることもしょっちゅう(笑)。

徳山ダム手前の橋ダム建設現場を見るなら橋の手前の展望台がよい
  • まあ、ついでにダムでも撮影と、橋を渡ったところにジープを停めると、建設現場の入り口の方が「橋の手前の展望台がいい」教えてくれた。ありがとう。橋をすでに渡ってしまったので、走ってここまで戻った(苦笑)。

工事中の徳山ダム徳山ダム本体建設現場
  • で、撮影したのが右の写真。

かつての徳山村中心部上から見た旧徳山村中心地
  • ダム湖沿いの道は、旧徳山村中心地手前からくだっていく。写真のように山里らしからぬ、広い土地であるのがおわかりだろうか。。中央の青い屋根の建物は、かつての徳山中学の体育館。ダムが完成すれば、この景色も湖底に消える。
    関心のある人は写真をクリックすれば640×480ピクセルの写真が表示される。

417号ここを左折
  • 道を下り、橋を渡るとかつての徳山村中心地へと入る。右折すれば根尾村だそうだが、私はまだ通ったことがない。 どんな道だろうか興味のあるところだ。
    徳山着午前6時24分、大垣から約1時間半。

「ふるさと」の記念碑ふるさと
  • 徳山集落跡に入ると左手に石碑が見える。駐車場もトイレもあるので休憩したい方はどうぞ。ちなみにこの先、ずっとトイレはない。
    この石碑は、映画「ふるさと」を記念して建てられた。この映画はかつての徳山村が舞台にもなった。監督脚本は神山征二郎で、平方浩介原作の「じいと山のコボたち」を映画化したもの。
    余談だが、旧徳山村を舞台とした民話「カッパとウリ」をCD-ROM絵本にした時、作者の平方浩介さんには、現地ロケの時に同行していただいたり、脚本を作るにたってアドバイスをいただいたりした。この場を借りてお礼を述べておきたい。
    この辺りはダムが完成したら湖の底になるのだが、その時石碑は湖を見下ろす場所に移転されるのだろうか…。

揖斐川最上流沿いを走る路肩注意!
  • 徳山の集落をすぎると道は狭くなる。旧徳山村内、揖斐川の上流を走るところ。このあたりの道は徳山村があった頃からの道だ。
    路肩がくずれているので、草木でボディをこすりたくないからといって、あまり右に寄らないように…。

塚林道と冠山林道の分岐点高倉峠へは左の道を選ぶ
  • まもなく、道は左右に分かれる。塚林道冠山林道の分岐点だ。右へ曲がれば前回通った冠山峠を経て国道417号。ちなみに本日は福井県側通行止めだが、今日は高倉峠へ行くので関係なく左の道を選ぶ。
    分岐着午前7時6分、ここで初めて休憩をとる。

塚林道塚林道の道
  • 塚林道冠林道より、広くて舗装がよかった。なーんだ快適じゃん(笑)
    この先、しばらく林道気分を満喫できるが、あいにくこの日は昨日までの雨で枝が重く下がっており、何度もボディを草木にこすられる。
    なので、ボディを草木でこすりたくない4駆ユーザーや泥はねでボディを汚したくない4駆ユーザーは、この道を走らないようにしよう(苦笑)

土砂崩れ1第1セクション、まだ心の準備が出来てませんがな…(汗)
  • 快適、楽勝と、思ったらいきなり土砂崩れ。道幅から行って、右の肩を踏まないで通れるのは軽自動車だけ。車体が谷側に傾いての走行はびびったァ(苦笑)。

    この後、藤橋村役場の方々がスコップで土砂を除去。普通車で通れるようにしたそうだ。通行時間が早かったんだね(苦笑)

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点おやあれが峠かな?
  • 切れ間が見える、おやあれが峠かな。

ニセ峠と思ったら、道は続いていた。
  • ここはまだ岐阜県藤橋村。高倉峠ではなくウソ越峠。道はまだ続いている。
    ウソ越峠着午前7時38分。

土砂崩れ2第2セクション
  • ウソ越峠を超えてヘアピンカーブを曲がると第2セクション。この土砂崩れは見えていたので、さっきのニセ峠で4駆レンジに入れておいたのでなんなく通過。
    ただ写真で見た目より通行すれば段差はある。

    ここも、この後、藤橋村役場の方々がスコップで土砂を除去。現在(2001年6月22日時点)は普通車で通れるようにしてくれたそうだ。

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点待望のダート登場
  • 未舗装路が見えてくるが、快適なフラットダートなので普通車でもなんなく走れるだろう。

    この道、天気がよければ展望は最高とのこと。

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点高倉峠に到着
  • 500mでダートは終了し、舗装路に変わったら、高倉峠(950m)で県境。広い頂上はごらんの通りガスの中。晴れていれば日本海が望めるらしいが、藤橋村役場職員の方がいつも行ってるものの、たいてい霧がかかっているとのこと。
    展望を望もうと思うと、天気の安定する10月以降に行くのがよさそうだ。
    高倉峠着午前7時58分。

高倉峠の石碑峠の石碑
  • 峠にはぽつんと、石碑がひとつあるのみ。

石碑の裏石碑の裏
  • 石碑の裏、「高倉峠は往古木地師の往来したところで、その後越前国と美濃国とを結ぶ間道として歴史に秘めれた道」と刻んである。
    冠山峠が越前と美濃を結ぶ、旅人が往来した峠であったのに対して、高倉峠は木地師が通るだけの寂しい峠だったらしい。

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点福井県側の道を下る
  • さっきのように、いきなり土砂崩れがあるので、駆動は4駆ハイのまま。このあたりは道幅も広く舗装もよい。

福井県側の舗装路晴れていれば…
  • 晴れていれば、展望がよく高度感満点の道なのだろうが…、ご覧の通り雲の中。

土砂崩れ3第3セクション
  • ジムニーらしき轍があった。もちろんジープはジムニーの轍は利用できないので、新たに轍を作ることになるが、天然のハンプを越えると車体が谷川に傾く。怖ぇ〜ゾ!
    ジムニーは車幅が1,395mm、私のジープはオーバーフェンダーがついているので車幅が1765mm。狭い林道で37cmの車幅の差は大きい。最小回転半径はジープ5.4m、ジムニー4.8m。未舗装林道を楽しむならジムニーがベストチョイスだろう。

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点未舗装路となる
  • 舗装路は4kmほどで終了し、未舗装路に変わる。未舗装路は芋ヶ平まで6km続く。傾斜は緩い。

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点フラットダートと呼んでいいのか?
  • スピードをあげると、ちょっと跳ねるが、普通車でも走れないことはないだろう。

道ばたの花道ばたの花
  • 例によって花の名はわからない、ただ目で愛でるのみ(苦笑)

国道365号と坂浅東部広域農道の交差点このあたりはフラットダート
  • この辺りは快適だが、土砂崩れに用心しながら進む。下草が途切れ、山を切り崩した側のカーブで土砂崩れはおこっているので、比較的予測がつきやすい。
    この先が崩れていそうだが…

土砂崩れ4第4セクション
  • 予想通り土砂崩れ。しかも水が流れていて滑りやすことこの上なし。ちょっと路面の形状がどうなっているかわからないと思うが、道は左に曲がっている。この土砂の上を越えないと、先に進めない。
    4輪駆動はゆっくり進めるから楽だ。

土砂崩れ5第5セクション
  • さらに土砂崩れ。左の木の枝の上を踏んで通行できるのは軽自動車だけ。普通車は車体が谷川に傾いて通過。右タイヤは土砂の上、左タイヤは倒木の上と、路面の形状からいってもハンドルを取られがち(冷汗)

小さな花道ばたに咲いてた花
  • ほっとすると余裕が出来るもので、道ばたの小さな花を見つけるが、植物には疎いもので…、またも名前わからず…(汗)

木が道に覆い被さっている道は快適なんだけど…
  • たっぷりと水を含んだ葉が道に覆い被さり、通過すると、ハーフドアの状態なので水しぶきをあびることになる。時折、ワイパー使用(笑)

針葉樹林の中の道を走る植生が変わった、まもなく林道も終わりだろう。
  • 上の写真と比べれば一目瞭然、植生が広葉樹から針葉樹に変わった。まもなく林道も終点に近づく。この辺りは写真を見てもわかるけど、ほんとうにフラットダートで気持ちよく走れる。

芋ヶ平芋ヶ平に出る
  • ぽっかり、だだっ広い場所に出るが、ここが塚林道終点の芋ヶ平(いもがだいら)。蓮如上人ゆかりの地でもある。
    到着時間午前9時5分。

蓮如の里蓮如上人の里
  • 芋ヶ平には、蓮如上人が、比叡山の焼き討ちから逃れて隠れ住んだ石窟があり、右1。5kmほど先にある。たまたま、五木寛之著の「蓮如」を読み終えたばかりでもあり、お参りしていくことにする。

ここで車は行き止まり車はもちろん通れません(苦笑)
  • 芋ヶ瀬から上がっていくと、道ばたに駐車スペースがあるが、道は続くのでかまわず未舗装の1車線の山道を2度ほどハンドルを切り返し登っていく。
    行き止まりには切り返しの場所ぐらいあるだろうと…考えていたら、甘かった。
    駐車場もなく行き止まり。バックの苦手な人は途中の駐車場から歩こう(苦笑)

石窟蓮如上人遺跡
  • 蓮如上人が隠れていた石窟へは、橋から130mほど登ったところにある。

石窟の中ここを右折
  • なかは狭い。横になるスペースもなく、大人二人が座わるのが精一杯だろうか。

細い坂の未舗装路を150mほどバック第6セクション
  • 最後の関門は、坂道の狭い林道のバックすること150m。まぁ、ジープは後方視界がよいので、バックはそんなに大変ではないが…。
    軽自動車なら方向転換できるかもしれないが…。

瀬戸集落の田園風景瀬戸集落の田園風景
  • 芋ヶ平で未舗装路は終了、そのまま川沿いに下ると、瀬戸集落に出て、国道417号に合流する。15分も走れば、国道365号に合流。北へ走れば(右折)まもなく北陸自動車道今庄I.C.だ。
おまけ まさかパンクするなんて…(涙)

JAFを待っておるところ^-^;県境の山中でJAFを待つ(苦笑)
  • 帰り道、福井県から滋賀県に抜ける、365号の椿坂峠を5kmほど下ったところで、パンクによりリタイア。
    積んであるものと思ってばかりいた、ジャッキを積んでいなかったので山中で身動きとれない状態になった。
    やむなく携帯でJAFを呼ぶが、電波の入りの悪い場所で、途中で何度も切れ、現在地を説明するのに、10回ほどかけなおす。
    「その場所なら、最低1時間以上かかりますと…」と言われたが、助けに来ていただけるだけでもありがたいことだ。
    まぁ、その間することもないので、タイヤのナットだけ緩めて、積んでいたクーラーボックスから冷たい缶コーヒーを出して飲み、出がけに購入した雑誌を読みながら待つこと1時間半、ようやくJAFのトラックが来てくれて、速やかにタイヤ交換をしてくれたので無事大垣まで帰ることができた。

    パンクの原因は明白だった。塚林道走行中、尖った石をタイヤの溝が噛んで、そのまま舗装路を走ったので(石がタイヤに)喰込んでパンクしたらしい。ちなみにパンクしたタイヤはブリジストンのデューラーA/T 693。タイヤノイズが少なくて、静かでいいんだけど、落石の多いダートを走ると、溝が狭く小石をよく噛むので、林道走行には向かないと…思う。