Today's Dakiny October, 2000

これがDakinyだと思わないでネ(^-^;;;
  • Friday, October 13, 2000 at 06:43
  • 低調なままの9月はあっという間に終わり、制作中のWeb3点ほど追い打ちかかる。
  • 「ファイブスター物語」10巻がようやく発売。前作の発売は1998年9月30日、1巻の発売が1987年5月21日だから気の長いことだ^-^;。
  • 事務所の専用線が1時間ほど止まる。事務所のTAを持ち帰り、自宅のルーターと入れ替えて事務所に行くと直っていた。原因はファイヤーウォールの設定を変更していたらしい。事前連絡なし、事後報告なし(汗)、そんなのユーザーに無断でやるかな?普通。
  • その後も、WWWとメールは出来るものの、FTPが出来ない。管理室に伝えると、直接アウトソーシング先に電話して説明してくださいとのこと。技術者2名に来てもらって検証してもらう。
  • 夕方、もう少し時間をくださいとの電話が入る(--;;。FTP出来ないと仕事にならないので、自宅からルーターを持ってきてTAと交換する。
  • 翌朝、 FTP CLIENTソフトをPassiveモードにしてください。と言われるので、FTP関連のソフトをすべてPassiveモードに変更した。私たちはそれで解決したのだが、その説明のメールは届いていない。常識欠けてるといわざるえない。
  • さて、今日のテーマは「デジタル・デバイト」
  • 「九州・沖縄サミット」から一般にもなじみになった言葉だ。情報格差と訳されているが、これは正しい訳ではないと私は思う。 デバイトは分断するという意味だから、デジタル機器(の使い方)によって国家や個人の境遇差がつきますよといった意味か?
  • 問題を整理すると、「通信インフラ」、 「ハードの有無」、 「コンピュータ・リテラシー」の3点に要約される。
  • 「通信インフラ」は個人ではどうになる問題はないので置いといて…、「ハードの有無」は、一部を除けば、意識の問題だよね。経済企画庁の消費動向調査(注エクセルファイル)を見ると、パソコンの普及率は29インチ以上のカラーテレビとほど同じ。今主流の32インチワイドが10万円切ったから、値段もほぼ同じだ。
  • 3ナンバーの車に乗ってて、金がないと言われても困る。低所得者の私ですら、家庭を含めれば、ネット環境に繋がってるPCは4台ある。事務所の2台は仕事用だが、家庭の2台は仕事用ではない。妻と娘が使ってる。例外を除けば、個人の価値観の問題だろう。
  • 「コンピュータ・リテラシー」に関してはさらにやっかいだ。国は高齢者や、障害者たちにはハンデがあるというが、はたしてそれだけだろうか?そんなものは音声認識ソフトでかなり改善される。
  • でもそれだけではない。問題点は、頭の善し悪しだけではなく、性格も含まれるからやっかいだ。パソコンは理数系学問に似ている、基礎を学ばねば使いこなすにしたって応用は出来ない。人間の本質である勤勉さとか、向上心とか、競争心というものも含まれるだろう。これは長い時間をかけないと改善は不可能だ。
  • この格差を埋めるのは1と2は絶対としても、リテラシーの問題が大きい、いかに使いこなすかこれに尽きると思う。
  • インターネットは体験してわかる代物、個人でろくに使いもしない、知りもしない輩がとくとくと語るこの国では、なかなかデジタルデバイトの問題は解消しない。
  • だからといってこの国は、国際的には3等である、政治家、官僚、学者、マスコミがわめきちらし、迷走するなかでも、優れた経営者達の先見性によって繁栄がもたらされた、一流の経済・工業技術大国だ。そこに救いのポイントがあるような気がする。
THE PRETENDER
  • Today's Music "THE PRETENDER : JACKSON BROWN" (1976)
    偽る人と訳すべきか?暗いと言われがちなアルバムだが、完成度は高い。雑踏の中、真っ白なTシャツを着て、一人毅然と歩く彼がモチーフのジャケット(ひとつひとつに意味があり素晴らしい)がこのアルバムの内容を明示している。特に、僕は「ハッピーな馬鹿者になろう」と、世俗との決別を歌う、アルバムタイトル曲、「プリテンダー」は彼らしい名曲。

  • Tuesday, October 17, 2000 at 02:50
  • 職人気質のデザイナーと、職人気質のプログラマーが仕事を組むとどうなるか?時間がかかればかかるほどアラが気になるので、いつまでたっても仕事が完成しない。現在、そんなことやっていてはいけないはずなのに…(涙)、が、この仕事を終わらないと、気分的に次の仕事が手をつけれない。職人気質って困ったものだ(絶句)。
  • 今日のテーマは先日に関連して、「日本は通信インフラ3等国家」。経済企画庁の発表による、平成11年度の国民生活白書をよく読めば、これは一目瞭然。
  • わかりやすく、韓国のインターネット事情をあげて説明してみる。韓国と日本のインターネット事情は通信インフラにおいて天と地の開きがあるのはご存じだろうか?まさかと思う人も多いかもしれない。
  • 最新インターネット事情なんて愕然とする、通信速度は4メガ(毎秒400万ビット)。普及は人口約4700万人のうちインターネット利用者は約1600万人。これはもちろん日本よりはるかに高い比率だ。
  • なぜこれが可能になった言えば、韓国では、コンピューターの国産化計画の中で、インターネットが国家プロジェクトとしてスタートしたからだ。そして、90年代の韓国情報基盤(KII)のプロジェクトで、高速ネットを可能にする光ファイバーの基盤が整備されていったからだ。もちろん人口の半数以上が首都ソウル市に集中しているのも幸いしているのかもしれない。
    #アジアの国家は韓国であれ、台湾であれ、日本以上に都市集中型であることを知らなければならない。これは容易にインフラ整備を可能にする。
  • 通信情報部(日本でいえば通信情報省か?)なんて情報管轄の政府機関もある。日本には情報省なんて名のつく政府機関はない。似て非なる、旧泰然とした政府機関(それもひとつにまとまってない--;)はある。この政府機関達、真っ先にやらなえばならない、インフラ整備をもっぱら民間に任せて、異なる方向に予算のばらまきばかりをやっている(苦笑)。
  • 在日韓国大使館のWebサイトは、韓国のポータルサイトとしてよく出来ている。韓国の事情はここからはいればいい。新聞は日本語ページもあるから読むことが出来るし、政府機関は英語版がしっかりしているのでハングルの読めない人でも安心して読める。
  • まぁ、ともあれ、ありゃ、現実はこんなに差が開いていたんだねって感じ。私が考えるに、日本と韓国や台湾のインターネット事情の差って、国や国民の危機感の差だと思う。そして韓国や台湾の人たちは在日の人達を見てみればわかるが、勤勉だ。努力を忘れた日本人が彼らに見習うべき姿勢は多い。
  • インターネットの普及も、メールアドレスさえ公開してない立法府の人たち(国会議員にはパソコンは官費から支給されてる--;)を選挙で選んでるのも、なーんだかんだいって、まだまだ自分達には関係ないって思ってるからなんだよね。
  • 今ここに、予告しておく、今の日本のデジタル・デバイドなんて、就職に必要といった程度のものであって、さほど気にしなくてもいい問題だ。インフラ整備がどのような形であれ実現される5年後の日本では、アジアの通信インフラ先進国家並のデジタル・デバイドが深刻化していく。
  • まぁ、とりあえず民間人(ITの専門家に限らず)がやるべきことは、1。海外事情を知るために、優秀な翻訳ソフトを買いましょう。出来れば英語の読み書きが出来るように努力しましょう。2。選挙では若くて賢そうな人(あるいは推薦)を選びましょう。3。情報リテラシーを物にしましょう。こんなところか^-^;
PULP FICTION
  • Today's Music "PULP FICTION (Original Motion Picture Soundtrack)" (1994)
    映画「パルプ・フィクション」のサウンドトラック。この映画の魅力はここで語るより、レンタルVIDEO屋さんに走ったほうが早い。
    既存の音楽を上手く使う監督といえばキューブリックが有名だけど、タランティーノも上手いね(笑)。
    この映画は、この時代の日本の脚本家や監督にずいぶん影響を与えた。

  • Thursday, October 26, 2000 at 06:53
  • H町役場のIさんから、11月1日、OKですかとの確認のメール。ありゃま、とうとう、今日を入れて6日しかない…、真剣にやばいっす(汗)。 それに、これを仕上げないと、来月の入金の宛がなくなるので大ピンチでもあったりする。
  • さて、じっさいに手をつけると、また悪い癖が持ち上がる。つまり、とうに出来ている基本デザインの配色とか壁紙とか微妙なレイアウトとかが気に入らない。3年の間、飽きられないデザインというのが制作の基本コンセプトなのだが、公開する前から私が気に入らないのでは話しにならない。
  • 月曜日にプログラムを組む、I氏に渡すはずだったのだが、後々後悔が残るのは嫌なので、の基本デザインを3日ばかり余計にかけて修正していた。ようやく、爽やかに基本デザインができあがったので、サーバーにアップロードして、その旨、プログラムをお願いしてあるI氏にメールを送る。後は神様、仏様、I様の心境(冷汗)。
  • 今日のテーマは「仕事はお金のためだけにするのか?」。
  • 私は地元G県の地方自治体のWebを多く手がけているが、その仕事はお金のためだけでしているわけではない。お金のためだけだったら、もっと他にやるべきことがあるはずだ。私は、仕事というものは、自分の得意分野を活かした、社会貢献でもあると考えるのだ。
  • この仕事に続く、S村のWebで、昭和35年のMダム完成により、湖底に沈んだ合掌集落の写真を集めて公開するというプランがある。
  • 提案したのは私で、現在の村の博物館には、湖底に沈む前の写真展示がなく、この村のWebを作ると決まった時点で是非ともやりたかった仕事だ。
  • それではと村人に呼びかけると、ダムに沈む前の写真が、現在のS村には残っていなくて、離散した元村民達が持っているらしい。
  • ダムが出来たのは、今から40年ほど前の話だから、写真を持っている人たちはいずれも高齢者だ。今の機会に集めておかないと、それらの写真の大半は所持者の死と共に灰になってしまう。
  • というわけで、現在商工会の方々にお願いして、写真を集めてもらっている。11月末の公開時には間に合わないが、来春までには間に合わせる予定。そして、Webを通じて、写真を持っている人々に呼びかけ、Web写真館を、本当の写真館にしたい。それは村の財産だけでなく、村民以外のい民俗史や、建築を学ぶ人たちにとっても貴重な資料となるだろうから…。
JACKIE BROWN
  • Today's Music "JACKIE BROWN (Original Motion Picture Soundtrack)" (1997)
    映画「ジャッキー・ブラウン」のサウンドトラック。選曲はタランティーノ監督自身で、全体を70年代のクロスオーバーサウンドのヒット曲中心に、お洒落に仕上がっている。映画を観てない人でも楽しめる、私のお気に入りサントラに入れた、いい感じ(笑)。タランティーノはこの音楽を使いたいがために、ヒロインを原作の白人女性を黒人女性にしたのではないだろうか。ジャケットも前作「パルプ・フィクション」同様、かっちょえーす(笑)。もちろん、映画も楽しめるっす。まずはVIDEO屋さんへどうぞ(笑)。

  • Saturday, October 28, 2000 at 06:44
  • H町Web公開まで、今日を入れてあと4日。脳内麻薬がどくどく流れるので、ほとんど寝てない状態での制作が続く。
  • N社の車のCMソングで、アーロン・ネヴィルが歌う、アヴェ・マリアをたびたび耳にする。
  • この曲は大好きなのだが、だからといって、私はこういうイージーな選曲をする広告は嫌いだ。なんで、車のCMソングがアヴェ・マリアなんだ。必然性がまったく感じられない。たぶん、この選曲を決めた人たちには知性も良心もないんだろう。
  • アーロン・ネヴィルのアヴェ・マリアといえば、やはり、映画「生きてこそ」だろう。この映画のエンディングには、アヴェ・マリアであり、しかもネヴィルのバージョンでなければならない必然性がある。
  • 今日のテーマは「何をしたかということよりも、何のためにしたかということのほうが重要だ」ということ。
  • 映画「生きてこそ」を見た人なら理解できると思うけど、これは「アンデスの凄餐」をテーマにしたわけではない。タイトルである「生きてこそ」がすべてで、奇跡の生還を描いた感動のドラマだ。
  • 知らない人もいると思うからストーリーを少し、この映画は実話をもとにして描かれている。1972年10月13日にアンデス山脈に旅客機が激突。奇跡的に助かった人々は食料も尽き、究極の選択として、死体を食べて生き延びる道を選ぶが、疲労と絶望の中で、一人、一人と死んでいく。残された道は、ここで死ぬか、誰かが救援を呼びに行くか?ナンドとロベルトの二人の若者が、冬のアンデス山脈を越えて、救援を呼びに行き、生還したという感動のドラマだ。私は、冬の北アルプスを知っているから、救援を呼びに向かった二人がいかに困難であったかは多少は理解できる。
  • 死体を食べて飢えをしのいだのは、生き延びるための究極の選択であり、冬のアンデスを越えて救援を呼びに行くのも究極の選択だ。この映画は「何をしたかということではなく、何のためにしたかということ」という視点に立って描かれている。
  • 同じ素材でも、料理の仕方によっては残酷な物語にもなり、感動のドラマにもなる。私たちメッセンジャー(制作者)は仕事にとりかかるとき心せねばならない。愚かな制作者は興味を引くことに夢中で、自分が行っていることの馬鹿さかげんに気づかない。
  • 余談だけど、インターネット関係では、「目的は上場です」と語る輩が多い。上場は戦略であって、目的ではないだろう。戦略と目的の日本語の言葉の意味もわからない人たちがこの世界に多いのはどんなものか(苦笑)。
ALIVE
  • Today's Music "ALIVE (Original Motion Picture Soundtrack)" (1993)
    映画「生きてこそ」のサウンドトラック。エンディングを飾る、アーロン・ネヴィルアヴェ・マリア」が聞きたくて購入したものの、収録されてなかった(クレジットはちゃんと読みましょう--;)。かといって、ジェームス・ニュートン・ハワードによる郷愁をさそうスコアは美しい、言葉で表せない登場人物の気持ちを音楽が見事に代弁していた。残念ながら廃盤。


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